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博物館実習

平成19年度 博物館実習記録

平成19年度は、8月1日から8月11日までの10日間で実施しました。実習内容は、資料整理・資料調査・普及事業の実施・企画展示案作成と展示物作製、展示解説等です。
8名の大学生が実習を行いましたが、実習後に感想を寄せてくれましたのでご覧いただき、実習の参考にしてください。(感想と写真は一致しません)

T大学 S.K.

10日間という短い期間でしたが、大変充実した実習内容で、密度の濃い時間を過ごすことができました。学芸員の方をはじめ、職員の方やボランティアの方も皆ご親切で、私たち実習生のことをよく気遣ってくださり、さまざまな貴重な体験をさせて頂きました。この博物館を選んで本当に良かったと心から思っています。
実習が始まる前はとても不安でしたが、始まってみると一日一日が新鮮で、充実した毎日でした。そのなかでも、企画展の立案が一番心に残っています。すべてを私たち実習生に任せていただき、限られた時間の中で作業を行うということの難しさを実感しました。何度も壁にぶつかりもう一度初めから練り直すことも多々ありましたが、そのたびに学芸員の方に助けていただき、展示の準備でもお忙しい中遅くまで手伝っていただきました。最終日まで準備が延びてしまいましたが、最後の説明会と一般のお客様に見ていただいたときには大きな達成感がありました。実習期間の中で、大学の講義だけでは分からない学芸員の仕事の楽しさをたくさん知ることが出来ました。学芸員の仕事は、思ったよりもずっと幅が広いということに驚きました。しかし、館の人達は、毎日いきいきと仕事をしている姿を見て学芸員という仕事は、大変やりがいのある伸び伸びと夢を持った幸せな仕事だと思いました。
10日間同じ目標を持った実習生の皆さんと一緒に新しい知識を学んだり、協力して企画展を創りあげたりと実りの多い実習になりました。本当にありがとうございました。

普及事業実習(サイエンスサタデー)

資料整理実習(ほ乳類)

K大学 K.A.

群馬県立自然史博物館での実習の率直な感想は、普段体験できないような様々なことを色々体験でき、自分の中の学習意欲を刺激され、達成感と充実感を得る事 ができた10日間を過ごせました。そして何より楽しかったです。資料整理業務や企画展計画立案実習など特別な業務をさせてもらえる博物館は少ないと思います。このような実習内容を今後も続けて、実習生に良い体験をさせてあげてください。

S大学 M.A.

振り返ってみれば10日間の毎日がとても充実していた。一言で表すならば、楽しい。しかし仕事ならば当然楽しいだけではない。正直これだけは関わりたくなかったなんてものもあった。印象深いのは骨洗い。ただ骨を洗うだけなら臭いにも耐えられるが時々ひょっこり顔を出すムシだけはどうにも慣れなかった。学芸員という裏方での仕事について間違った認識を持っていたように思う。仕事に楽なものなどないのは当然だが、また分野によって違いこそあれど体を張った仕事なのだと身をもって知った。
企画展示は自分たちで計画立案したことから感慨深い。展示に至るまで多くの人に支えられて成り立っているのだということを実感した。

資料整理実習(古生物)

資料整理実習(植物)

K大学 E.T.

博物館実習初日は、博物館の学芸員という未知の仕事の世界に踏み込む興奮とまったく知らない他の実習生とうまくやっていけるかという緊張でいっぱいでした。
実際の実習では、表からはわからない博物館の仕事を体験できました。学芸員の仕事というと展示の事ばかりかなと思っていたのですが、ぜんぜん違いました。失礼ですが、意外に地道な仕事なんだなと感じました。実習の後半での企画展計画立案実習では、企画展を考えるのがしかに難しいのか実感させられました。来館者の皆さんに何を伝えたいのか、限られたスペースに何を置けばいいのかなど色々と考えさせられました。しかし、他の実習生の仲間と学芸員の皆さんの協力によって、なんとか作り上げることが出来ました。
10日間という短い間でしたが、この実習ではたくさんの貴重な体験が出来ました。この経験をこれからに活かして頑張りたいと思います!博物館実習を群馬県立自然史博物館で行えてよかったです。ますますファンになりました!

企画展示実習(展示準備)

企画展示実習(展示解説)

N大学 T.K.

私は10日間と言う短期間で様々な知識や、技術的なものを得られるとは思っていませんでした。あくまでも実習の目的は、博物館の裏側でどんな人が働き、どんな仕事をしているのかを実際に見て知ることであり、仕事への関心、将来への向上心が持てたらと思い実習に望みました。そして実習を通して関心や向上心は博物館の方々との会話の中に見出せたように思えます。“博物館に対する考え方”や“学生時代どんなことをしていたのか”など、ささいな会話にさえ、私は興奮し、様々なことを得ることが出来ました。しかし、様々のことを得た分、これから学ばなければならないことにも目を向けられるようになったと思います。この実習中、博物館は“教育の場”であると強く感じました。なので、これからは“教育の場”として博物館を見る目を作りたいです。
私は小さい頃、動物園も水族館も、そしてもちろん博物館も大好きでした。生きた生物はいないけれど、子供の疑問や興味を満たすような生きた答えが博物館には存在すると思います。

資料整理実習(ほ乳類)